短期間で免許が取得できる免許合宿の中でも、最近特に人気を集めているプランが自炊プランです。
費用の面でお得なため、合宿中の食事を自炊する「自炊プラン」を選ぶか、手軽さ重視で通常の3食付きプランを選ぶかで迷ってしまう方も少なくありません。
そこで今回は、自炊プランのメリットとデメリットをご紹介します。
「自炊プラン」とは合宿中自分で食事を作るプランです。
自炊プランの中にも、3食全て自炊のタイプや昼食付きで朝食と夕食のみ自炊というタイプなど、複数のプランがあります。
自炊の際に調理器具などの道具一式を準備することは大変ですが、宿泊施設にあらかじめ備え付けられているミニキッチンや調理器具、食器類を利用できる教習所もあります。
調理器具の準備が面倒な場合はこのような教習所を選びましょう。
自炊プランにはさまざまなメリットがありますが、ここでは自炊プランのメリットを3つご紹介します。
自炊プランの1番のメリットは、教習料金を安く抑えられることです。
問題はどの程度料金が安くなるかですが、昼食付きで朝食と夕食が自炊のプランであれば、3食付きの場合に比べて約2万円、3食全て自炊のプランであれば3万円ほど安くなる教習所もあります。
したがって、教習期間中の自炊の食費を2万〜3万円以内に抑えることができれば、自炊プランの方がお得ということになります。教習期間が2週間で自炊費用を3万円以内と考えると、1日当たり約2,000円です。1日の食費をこの金額に抑えることは十分可能であるため、自炊プランはコストの面から見れば非常に魅力的なプランと言えます。
2つ目のメリットは自分が好きなものを食べることができる点です。これは食べ物の好き嫌いの問題だけでなく、特定の食品にアレルギーを持つ方にとっても重要なポイントです。健康への意識が高く、栄養のある料理を自分で作って食べたいと考える方にもぴったりです。
また、外で出された食事が口に合わなかったという経験をお持ちの方もいるでしょう。数日間であれば自分が嫌いな食べ物も我慢して食べられと思います。しかし、免許合宿は最低2週間続きます。合宿中嫌いな食べ物を食べ続けるほど大変なことはありません。
3つ目のメリットは、教習所によっては教習生たちが一緒になって食事を作るため、修学旅行気分で和気あいあいと合宿の雰囲気を堪能できることです。免許取得だけで2週間が終わってしまうのはもったいない、せっかくなら友達を作りたいという方にも自炊プランをおすすめします。
合宿免許の醍醐味は教習生同士の交流です。普段は食材の買い出しはもちろん、面倒だからといって一切料理をしない方でも、仲間と一緒であれば料理を楽しむことができます。
せっかく自炊プランを選択しても、自炊が面倒でコンビニやスーパーで惣菜やお弁当を購入したり、外食をしたりした場合食費が高くついてしまう可能性があります。
そのようなことの無いように、最初に自炊を2週間やり遂げられるかよく考えてから自炊プランを選びましょう。
今回は合宿免許の自炊プランについてご紹介しました。外食すると食費がかさみますが、自炊であれば食費を1日500円(2週間で7,000円)以内に抑えられるため、1日3食付きの合宿プランに比べて1万~2万円教習料金を安くすることができます。
合宿免許は短期集中で免許取得を目指すコースです。新しいことを短期間で覚えることに不安を感じる方もいると思いますが、そのようなときの心強い支えが仲間です。1人で勉強することは大変でも、仲間がいれば助け合って勉強することができます。教習生同士のつながりを深めながら、免許合宿で最高の思い出を作りましょう。